「ほうれい線が気になる」「たるみをなくしたい」と思ってマッサージやスキンケアを頑張っている人もいるでしょう。
リフトアップを狙って顔をむやみに触ると、皮膚がのびで余計にシワやたるみを引き起こす結果になります。
私も近頃、口元のたるみが気になりだして、HIFUに目を付けました。
さっそくクリニックに行ってきたので施術内容と経過をまとめました。
実際に第3世代タイタンでHIFUをやってきた
機械は第3世代タイタン。この名称でどのクリニックか即わかります。
他の機械の名前は有名ですが、第3世代タイタンは特定のクリニックでしか聞いたことがないので、ほかのクリニックで導入しているのかは謎です。
第3世代タイタンの特徴は3つあり、下記のとおりです。
Point1
ターゲット層に熱凝固ポイント（TCP：Thermal Coagulation Point）を照射しながら治療を行います。お肌の奥のSMAS層まで届いた熱エネルギーが点状に大きく広がるため、効果が十分に感じられる上、痛みも少なくなります。Point2
1ショット＝1.5秒、ホホ（360shot）で約10分と照射スピードが速く、短時間の治療が可能になりました。Point3
引用:品川美容外科
第3世代タイタンは、従来のHIFUマシンに比べSMAS層や皮下組織に熱変性を与えることで治療後即時に効果を実感しやすいことが特徴です。
ハイフの機械で唯一厚生労働省の認可が下りているのはウルセラですが、ほかの機械より施術価格が高いことが特徴です。
他の機械が3万円ほどなのに対し、ウルセラは10万円～と、桁が一つ変わります。
他の後発マシンのほうが施術時間が短くなったり、ショット数が多くなったりしているので、ウルセラを選ぶなら第3世代タイタンを含む他のHIFU機械を選んだほうがよいという感想です。
クリニックでカウンセリングから施術
クラークのカウンセリングと医師のカウンセリングがあり、特にアップセルなどはありませんでした。
一応糸リフトの提案があった程度です。「他人が見てわかるくらい引き上げるならハイフより糸リフトのほうがよい」といった内容です。
先生のカウンセリングの際、頬がこけやすい骨格なので頬は避けて他の部位に余ったショットを回すという提案がありました。
頬コケは気になっていたので、この提案があったことで信頼度が増しました（単純）
治療が確定したら施術前に会計を済ませます。
今回は29,000円ほどでした。
施術中の痛み
照射の痛みは熱エネルギーの深さによって変わりました。
麻酔は使っていません。
4.5㎜
顔の下半身（鼻から下）は4.5㎜を照射しました。
SMAS層にアプローチし、たるみの改善や引き上げを狙います。
基本的には照射しているところに強い鈍痛があります。
痛みの程度は小顔コルギのような感じです。
たまに照射部位とは関係ないところがピリピリ痛くなります。神経を通して痛みが飛んでいるのかなと感じました。
虫歯の治療部位に、金属っぽい痛みがあります。
1本だけ銀歯があり、それが染みて痛く感じました。
4.5㎜の痛みは、頭蓋骨に響くような鈍痛と金属にしみる痛み、たまにピリピリです。
歯や皮膚の中に金属が入っている人は、濡れたガーゼをかませてエネルギーが伝わらないようにすることも可能だそうです。
1.5㎜
頬から上は1.5㎜を照射しました。
真皮層にアプローチし小ジワの改善などを狙います。
目尻ギリギリまで照射できるので、目元の悩みの改善効果が期待できそうです。
1.5㎜は4.5㎜の後に照射したので、4.5㎜の痛みの名残でほとんど痛みを感じませんでした。
たまにピリピリするような感触がありましたが、4.5㎜の余韻がまだ痛むので、施術部位のピリピリした痛みを感じる余裕がありませんでした。
施術後の痛み
施術時間は40分程度で終了です。
半分は1.5㎜で痛みが少ないとはいえ40分もSMAS層に鈍痛が走るので、終わった後はけっこう疲れました。たまに冷や汗もかいたかも。
施術直後は顔全体がぼんやりするような痛みがありましたが、すぐに痛みはなくなります。
施術して1時間後にはすべての痛みがおさまり、なんともなくなっていました。
たまに筋肉痛のような痛みを思い出したようにほんのり感じる程度です。
全体としては小顔コルギのほうが痛いと思います。
before→after
施術後は、顔全体の疲れやコリが取れたようなスッキリ感がありました。
顔の疲れが取れたことにより視界もくっきりします。
顔色はくすみが抜けてトーンアップします。
あとは晩酌しても目元がむくまなかったというメリットがありました。
1日目の変化はそんな感じです。
HIFU翌日
翌日は顔色がスッキリして、顔全体がトーンアップした印象がありました。
化粧水の吸収がよく、500円玉大を3回つけてもまだ吸収して気持ちよくスキンケアできます。
メイクをするときに顔を抑えると、頬の部分にぶつけた時の様な鈍痛がありましたが、ほとんど気になりません。
肌表面が施術前より健康になった印象があります。具体的には
- 色むらが薄くなりコントロールカラーがいらない
- 毛穴を埋める下地がいらない
- いつもあるくすみや赤みがほとんどない
- 鼻筋が白い（黒ずみが薄くなった）
- 額がきれい
- ファンデが浮かない
顔の表面が全体的にきれいになった気がして喜びが溢れます！
口元のたるみについては、まだ変化がわからないなという感じです。
即効性は期待していなかったのですが、肌表面のくすみが改善したのは嬉しい誤算となりました。
第3世代タイタン1回目のまとめ
ほうれい線とゴルゴラインが気になり、第3世代タイタンというHIFUを受けてきました。
たるみに関しては口元の影がうっすら薄くなった程度かなと思います。
たるみを目に見えて解消するなら、3ヶ月に1回の感覚でハイフを5回ほど繰り返すか、糸リフトなどで物理的に引き上げるのがよさそうです。
ハイフは1回でも美肌効果がありますが、リフトアップやニキビ跡など、肌の深いところの修復が必要な症状には繰り返し照射することが大切です。
肌表面がきれいになった効果はすぐ実感でき、口元の影も薄くなったので、1回目の効果としては満足です。
ハイフ後1ヶ月ほどで、肌内部の修復が終了し、何かしらの効果がでるそうなので、1ヶ月間は経過をチェックしていきたいと思います。
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