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日焼け止めを塗っても焼ける・落ちる原因と対策|正しい選び方を美容ライターが失敗談とともに解説

日焼け止めの正しい選び方を美容ライターが解説 美容

日焼け止めを塗っているのになぜか焼ける、すぐ落ちる…と感じたことはありませんか?

原因は日焼け止めの選び方や、使い方にあることがほとんどです。

コスメの成分や選び方を熟知している私自身、長年にわたり適当な日焼け対策をしていました。

その結果、目のキワのシミや首の老化など、今になって後悔しています。

この記事では、焼けない・落ちない日焼け止めの選び方を、私の失敗談も交えながら解説します。

白玉肌を目指していなくても、日焼け対策は必要です。

あるあるを共感してもらって後悔を成仏させたいので、正直にまとめました。

日焼け止めを塗っても焼ける・落ちる本当の理由

日焼け止めをちゃんと塗っているつもりなのに、なぜか焼ける・落ちる…。

その4つの原因を詳しく解説します。

使用量が少なすぎる

日焼け止めのSPF値は、2mg/cm²という一定量を塗った場合の数値です。

顔全体に必要な量は500円玉大。(約1g)

  • なじむまで待つのが面倒
  • ベタつくから少なめに

という理由で薄く塗ってしまうと、表示されているSPFの効果が半分以下になることもあります。

参照:日本化粧品工業連合会SPF専門委員会. 日本化粧品工業連合会SPF測定法基準. 粧技誌 1992; 26: 204-14

塗り直しをしていない

日焼け止めは汗・皮脂・摩擦で落ちます

一度塗れば1日中効果が続くわけではなく、2〜3時間ごとの塗り直しが必要です。

レジャーや屋外での活動中に塗り直しをしないと、午後には日焼け止め効果がほぼなくなっている状態になります。

塗り忘れている部分がある 

顔全体には塗っても、見落としやすい部位があります。

  • 目や口のキワ・まぶた
  • 首・デコルテ
  • 耳・耳の後ろ
  • 手の甲

特に目や口のキワは塗りにくいため省略しがちです。

そのため知らないうちに紫外線ダメージが蓄積…。

まぶたのシワシミやたるみの原因になります。

SPF・PAの数値が活動シーンに合っていない 

「とりあえずSPF50を選んでいる」という方もいるでしょう。

数値が高ければいいというわけではありません。

肌への負担と防御力のバランスが大切で、活動シーンに合った数値選びが焼けない日焼け止め選びの基本です。

【体験談】日焼けに適当だった美容ライターがやらかしたこと4選

実際に私がシミ多めになった原因を4つ解説します。

美意識高い人ならしないミス。でも普通に暮らしている人なら、誰もがやってしまっています。

使用量をケチっていた 

なじむまで待つのが面倒で、ずっと少量しか塗っていませんでした。

SPFの効果は規定量を塗って初めて発揮されます。

少ししか塗らないと、SPF50と書いてあっても十分な効果を得られないことも。

「塗ってるから大丈夫」と思いながら、実は全然守れていなかったのです。

目のキワを塗り忘れていた 

日焼け止めを手のひら全体で雑に伸ばしていたため、目や口のキワに塗れていなかったようです。

結果、目の際にシミが点々とできています。

目のキワは皮膚が薄くデリケートなぶん、紫外線ダメージが出やすい部位です。

さらに厄介なのが、目のキワはレーザーを当てられないケースがあるということ。

ハイドロキノンやトレチノインも目のキワは塗らない方がいいと医師の指導がありました。

今のところ内服での対処しか選択肢がない状態です。

目のキワはシミができてからでは対処が難しい場所だと、身をもって知りました。

目のキワだけは後悔しても取り返しがつきません。

首と手に塗らなかった

顔には塗っても、首と手はほぼスルーしていた時期が長かったです。

顔より先に老化が出やすいのが首と手。

今では顔より首・手の方が年齢が出ていると感じています。

デコルテや首は服で隠せますが、手は隠せません。

日焼け止めは顔だけのものではないと今さら痛感しています。

毎日ちゃんと塗れていなかった

  • 曇りだから
  • 通勤だけだから

こうした理由で、日焼け止めを塗らない日も多くありました。

5月ごろ、暑くなってからやっと日焼け止めを投入した年も。

レジャーに行けば塗るものの、塗り直しはほぼせず。

汗をかいても水に入っても、最初に塗った1回だけで過ごしていました。

紫外線ダメージは蓄積します。

1日サボっても大きな影響はありません。それが毎週・毎月・毎年続くとじわじわ肌に現れてきます。

曇りの日でも紫外線は晴れの日の約60%届いています。

通勤の20〜30分でも、毎日続けば無視できないダメージです。

「塗らない日があってもまあいいか」が一番やってはいけないことでした。

参照:雲と紫外線 | 気象庁

SPF値とPA値で選ぶ!日焼け止めのキホンの選び方

日焼け止めの性能を示す「SPF」と「PA」は、高ければいいわけではありません。

シーンに合わせて選ぶのが正解です。

SPFとは?

UVB(中波長紫外線)に対する防御指数です。

「何も塗らない状態で赤くなる時間」に対して「何倍長く日焼けを防げるか」を示しています。

数値が上がるほど防御力は高くなりますが、肌への負担も増します。

SPF値UVBカット率
SPF2約50%
SPF4約75%
SPF15約90%
SPF30以上95%以上

SPF15%以上だとUVカット率はそれほど変わりません。

数値が上がるほど肌への負担も大きいため、毎日の通勤や日常使いにSPF50+はオーバースペックともいえます。

大切なのはSPFの数値より「毎日塗ること」と「塗り直すこと」です。

参照:日焼け止め | 徳島の美容クリニック 赤池クリニック

PAとは?

UVA(長波長紫外線)に対する防御指数です。

「+」の数が多いほど効果が高くなります。

UVAは肌の奥深くまで到達し、以下の肌トラブルを引き起こします。

作用肌トラブル
メラニン生成を促すシミ
コラーゲンやエラスチンを破壊しわやたるみ

UVAは室内でも窓ガラスを通過するため、PA値も重要です。

参照:日焼け止めの選び方丸わかり!SPFとPAの意味も解説|肌育研究所

SPFやPAは高ければいい?シーン別の目安を紹介

高い数値の日焼け止めは防御力が高い反面、肌への負担も大きくなります。

使用シーンに合わせた数値を選びましょう。

シーンSPFPA
日常・通勤15〜30++
1〜2時間程度の外出30〜40++〜+++
レジャー・スポーツ50+++++

テクスチャーで選ぶ!肌との相性も大切

使い心地やメイクモチは、テクスチャーで変わります。

自分のライフスタイルに合ったタイプを選びましょう。

タイプ特徴おすすめの人
クリーム保湿力高め・しっとり乾燥肌・冬場
ミルク・乳液伸びが良く万能肌質問わず・初めての人
ジェルさっぱり・軽い脂性肌・夏場・メンズ
スプレー塗り直しやすいアウトドア・外出先
スティック部分用・持ち運び◎重ね塗り・スポーツ
パウダーメイクの上から使える塗り直し用

ジェルタイプは体用が多く、顔用は少ない傾向があります。

迷ったらミルクタイプが万能で使いやすいのでおすすめです。 

肌質で選ぶ!肌質ごとに選ぶ目安

肌質に合わない日焼け止めは、肌トラブルや使い続けられない原因になります。

肌質おすすめのタイプ避けるべきもの
乾燥肌クリーム・ミルク/保湿成分配合アルコール多めのさっぱりタイプ
脂性肌ジェル・さらさらミルク/ノンコメドジェニック処方オイルベース・しっとりクリーム
敏感肌紫外線散乱剤タイプ/アルコール・香料フリー紫外線吸収剤配合・香りの強いもの
混合肌ミルクタイプをベースに部位で使い分けオールインワンタイプ
敏感肌の方へ補足

新しい日焼け止めを使う前は、腕の内側でパッチテストをしてから使いましょう。

成分で選ぶ!紫外線吸収剤と紫外線散乱剤

日焼け止めには紫外線をブロックする仕組みが異なる2つのタイプがあります。

項目紫外線吸収剤紫外線散乱剤
仕組み化学的に紫外線を熱に変換物理的に紫外線を反射
使用感軽く白浮きしないやや重め・白浮きしやすい
効果が出るまで塗って20〜30分後塗った直後から
敏感肌への刺激刺激になることも比較的少ない
別名ケミカルノンケミカル・ミネラル

選び方の目安は、下記のとおりです。

  • 普通肌・メイク下地として使いたい→吸収剤タイプ
  • 敏感肌・子供・肌トラブル持ち→散乱剤タイプ

商品パッケージに「ノンケミカル」「ミネラル」と書いてあれば散乱剤タイプです。

記載がなければ、吸収剤タイプと判断してOKです。

焼けない・落ちない日焼け止めの使い方

どんなに良い日焼け止めを選んでも、使い方が間違っていると効果が半減します。

使用量は500円玉大

顔全体に必要な量は500円玉大(約1g)が目安です。

500円玉大を塗ってみると思った以上に多くてびっくりするかも。

ある程度なじませたら、べたつきはティッシュオフでOKです。

SPF値は一定量を塗った場合の数値なので、少量しか塗らないと表示されている防御効果が得られません。

塗る順番とタイミング

朝のスキンケアの最後、メイク前に塗るのが基本です。

  • 紫外線吸収剤タイプは外出の20〜30分前に塗る
  • 紫外線散乱剤タイプは外出直前でもOK

ミルクタイプは、比較的メイクと馴染みやすいです。

朝急いでいる人は、日焼け止め兼化粧下地タイプがおすすめ。

1ステップ省略できるし、日焼け止め単体よりメイクなじみもよくなります。

塗り直しは2〜3時間ごと

汗・皮脂・摩擦で日焼け止めは落ちます。

一度塗れば1日中効果が続くわけではありません。

メイクの上からの塗り直しはスプレーかパウダータイプが便利です。

忘れがちな部位に注意

頑張っているつもりでも、意外な部位を忘れがちです。

  • 目のキワ・まぶた
  • 首・デコルテ
  • 耳・耳の後ろ
  • 手の甲

私がシミや首の老化で後悔した部位は、すべてここに当てはまっています。

日焼け止めに関するよくある質問(FAQ)

日焼け止めに関するよくある質問と回答を5つまとめました。

美肌のために、最後まで確認しましょう。

Q
去年の日焼け止めは使ってもいい?
A

未開封で3年、開封後は6ヶ月〜1年が目安です。色・香り・テクスチャーが変わっていたら使用を中止してください。

Q
子供・赤ちゃん用の日焼け止めの選び方は?
A

紫外線散乱剤タイプ・アルコールフリー・香料フリーを選びましょう。「子供用」「低刺激」表記が目安です。

Q
日焼け止めで肌が荒れる…どうしたらいい?
A

紫外線散乱剤タイプ(ノンケミカル)に変えてみてください。それでも荒れる場合は皮膚科に相談を。

Q
男性用の日焼け止めのおすすめは?
A

基本的な選び方は女性と同じです。べたつきが苦手な方はジェルタイプかスプレータイプが使いやすいです。

Q
石鹸で落とせる日焼け止めはどれ?
A

「石鹸で落とせる」「ウォッシャブル」表記があるものを選んでください。メイクしない日や敏感肌の方におすすめです。

日焼け止めを正しく使って美肌を守ろう

日焼け止めは「塗っている」だけでは不十分です。

  • 正しい量
  • 正しい部位
  • こまめな塗り直し

3つを意識するだけで、同じ日焼け止めでも効果変わります。

なにより大切なのは、毎日続けること。自分が「これなら続けられる」と思えるテクスチャーや使用感のものを選びましょう。

今日からの積み重ねが、5年後・10年後の肌を作ります。

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