ビタミンCを配合する化粧品を朝に塗ると、紫外線による肌ダメージをやわらげる効果が期待できます。

ビタミンCを塗って日焼けするとシミになるって聞きましたけど?

ビタミンCを朝に塗るのがおすすめの理由を徹底調査しました!
「ビタミンCを塗って日焼けするとシミになりやすい」という噂の真相についても確認しています。ビタミンCアイテムを朝に使用する際の注意点も解説しているので、ビタミンCを朝使ってみたいという方はぜひご覧ください。
ビタミンC美容液は朝も塗るのがおすすめ

ビタミンCは、紫外線を浴びている最中と紫外線を浴びた後、どちらも効果を発揮します。そのため朝のスキンケアでビタミンCを使用すると、日中の紫外線ダメージから肌を守る効果が期待できます。
- シミの予防
- 抗酸化作用
- コラーゲンやエラスチンの生成サポート
- すでにあるシミを薄くする
- 炎症の修復をサポート
シミの予防
ビタミンCには、シミを予防する効果があります。
紫外線を浴びると、体内に存在するメラノサイトという細胞が活性化して細胞を守ろうとします。
活性化されたメラノサイトは、メラニン色素を生成し始めます。メラニンは、紫外線から細胞を保護するために皮膚が自然に生成する色素です。しかし過剰なメラニンの生成はシミの原因となります。
ビタミンCは、メラノサイトの活性化を抑えるため、シミの予防に有効です。
抗酸化作用
ビタミンCは、細胞内や体内で発生する活性酸素や他の有害な分子を中和します。細胞や、組織への酸化ストレスが軽減され、細胞の損傷や老化が和らぎます。
紫外線を浴びた際の肌ダメージを軽減し、健康な肌の維持に役立ちます。
コラーゲンやエラスチンの修復を促す
紫外線は、コラーゲンの分解とエラスチン繊維の破壊を促し、弾力低下やシワを招きます。ビタミンCは、コラーゲンやエラスチンの生成をサポートする成分です。紫外線ダメージの修復をサポートし、将来のシワやたるみのリスクを軽減します。
将来の肌老化に対しても有効です。
シミを薄くする
コラーゲン合成作用により、ターンオーバーが整い古い皮膚細胞が新しい細胞に置き換わる速度が上がります。古いメラニンが除去されることで、シミの軽減を促します。
つまり、ビタミンCはすでにあるシミにも有効なのです。
日焼けによる炎症を修復
ビタミンCは、赤みやほてりといった日焼けによる症状をやわらげる効果も期待できます。
紫外線を浴びた後の赤みやほてりは、皮膚が炎症を起こしている状態です。
ビタミンCは体内の免疫システムをサポートし、炎症反応に対する免疫細胞の活性化を促進します。
レチノールと併用する場合
レチノールとビタミンCを同時に使いたい場合は、以下の順番で使用します。
- 先にビタミンC
- 後にレチノール
ビタミンCを先に塗布するのがおすすめです。
ビタミンCを含むアイテムは水分が多く、レチノールアイテムは油分を多く含んでいます。なぜならレチノールの油分でビタミンCが皮膚から弾かれてしまい、浸透しなくなるためです。
急いで塗るのではなく、ビタミンCがしっかり肌に浸透してからレチノールを塗りましょう。
なぜビタミンCは朝塗らないほうが良いと言われたか

ビタミンCの美容液やスキンケアアイテムが出てき始めた当初、「朝は塗らないほうがよい。シミになるよ」という噂がありました。
結論、その噂は不正解で、ビタミンCは朝にも使うと有効なアイテムです。
噂の真相を解説します。
ビタミンCを塗って紫外線を浴びるとシミができるという誤解
ビタミンCの上から紫外線を浴びるとシミになるという説は、柑橘系の食物に含まれる「ソラレン」が関係しています。
ソラレンは、紫外線によるダメージを増加させる作用がありメラニンの生成を促進するため、シミの原因となります。
ソラレンはレモンやグレープフルーツに含まれていて、これらの食材はビタミンCも豊富に含まれているため、ソラレンとビタミンCが混同されて広まったのです。
ソラレンとビタミンCは無関係です。
ソラレンを含む食材をkg単位で摂取するとシミになるかも
ただし、フルーツを食べて紫外線を浴びたらシミになるということもありません。
一般的な食品から摂取するソラレンの量は非常に少ないため、通常の摂取レベルでは日焼けに直結することはないでしょう。
結論を言えば、「キウイフルーツ、オレンジおよびいちじくにソラレンが多いというのは、まったくの間違い」ということになります
引用:「果物や野菜に含まれるソラレンの量はどのくらい?」にお答えします
ソラレンが食物に含まれる量を集計した表を一部ご紹介します。
食品 | ソラレン類含量 (mg/100 g) | 日焼けを増す可能性が ある摂取量(g) |
---|---|---|
レモン | 0.033 | 30300 |
ライム | 0.5~0.92 | 1087~2000 |
グレープフルーツ | 2.19 | 457 |
グレープフルーツジュース | 0.2~1.0 | 1000~5000 |
グレープフルーツは気を付ける必要がありますが、それ以外は一般的な摂取では日焼けを助長するとはいえないと分かります。
ただし、上記のデータは可食部を調査したものです。
皮部分にもソラレンが含まれているため、外出前に生の食品を加工したパックを直接塗布することは避けたほうが良いでしょう。
ビタミンCを塗って紫外線を浴びると日焼けするという説は嘘
ビタミンCを塗って日焼けするとシミになるという噂は、「ソラレン」と「フルーツ」の関係が「ビタミンC」と「フルーツ」に混同されて生まれた噂です。
ビタミンCが含まれる化粧品を朝使うとシミになる、ということはありません。
朝の使用にはピュアビタミンCが特におすすめ

ビタミンCは、その作用から朝も使用するとよいことが分かりました。
化粧品に配合するビタミンCには「ピュアビタミンC」と「ビタミンC誘導体」の2種類あります。
朝に使用するのはピュアビタミンCがおすすめです。
ビタミンC誘導体は、比較的ゆっくり効果を発揮するためです。
紫外線は浴びている時から肌にダメージを与えているため、即効性のあるピュアビタミンCのほうが朝の使用に向いていると言えるでしょう。
刺激を感じるならビタミンC誘導体で
ビタミンC誘導体は、壊れやすいビタミンCを安定させて浸透を良くした成分です。
ビタミンCは、以下の理由からピュアビタミンCよりも使いやすいのが特徴です。
- ピュアビタミンCより刺激が少ない
- 酸化を抑制し、品質を長期間維持できる
- 肌への浸透が良い
製品の保存条件を気にしたくない方や、肌につけた時の刺激が気になる方は、ビタミンC誘導体の使用が向いています。
日焼け止めも必ず塗る
ビタミンCを朝塗れば、日焼け止めを塗らなくてよいということではありません。
ビタミンCは、紫外線ダメージから肌を守る役割があります。その作用は紫外線そのものをブロックする作用ではないことに注意が必要です。
UVカット効果のあるアイテムと併用しましょう。
レチノールとの併用は朝ビタミンC夜レチノールがおすすめ
レチノールとビタミンCの併用を心配する方もいますが、同時に使ってもOkです。
併用する場合は塗る順番が重要です。ビタミンCを先に塗り、その後にレチノールを塗ることをおすすめします。これは、ビタミンCが水溶性であるため、肌に浸透しやすくなり、後からのレチノールの浸透を妨げないためです。
また、一部の製品では、ビタミンCとレチノールが一緒に配合されていることもあります。ビタミンCとレチノールどちらも配合されている製品を使用する場合は、別々に塗る必要はありません。
ただしレチノールは、紫外線の影響を受けやすい成分で夜の使用が推奨されています。
そのため朝はビタミンC、夜はレチノールと使い分けると、シンプルで使いやすいでしょう。
ビタミンCは朝の使用にも問題なし【むしろメリット多】

ビタミンCを塗って日焼けすると、シミになりやすいという噂は都市伝説です。
フルーツや野菜に含まれる「ソラレン」という成分とビタミンCがごっちゃになって、間違って伝わりました。
ビタミンCは朝に使用すると、紫外線ダメージから肌を守る働きをしてくれます。
私はビタミンC美容液を朝に使用するようになって、くすみが少し改善しています。
低刺激で保存しやすいビタミンCアイテムがたくさんあるので、ぜひスキンケアに取り入れてみて下さい。
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