【シミ取りレーザー】ピコスポット体験記

ピコスポット体験記のアイキャッチ画像美容

シミ取りをしたいけど、レーザーの種類が多くてどれがいいかわからない

シミ取りレーザーは皮膚科でもできるの?

ピコスポット?私のシミにも効果ある?

ピコスポットでシミ取りしてきたので、体験をシェアします。

この記事でわかること
  • 【写真あり】ピコスポットのダウンタイムからシミが薄くなるまで
  • ピコスポットが向いている・向いていないシミ
  • ピコスポットの効果を引き出すコツ

ピコスポットとは

cynosureの画像

画像:Cynosure

ピコスポットは、高出力のレーザーを用いてシミの元となるメラニン色素を破壊し、シミを薄くする治療です。

出力が強いため、1回の治療でシミが薄くなる実感が得られます。従来のヤグレーザーなどと比べてダウンタイムが圧倒的に少ないのが特徴です。

ピコスポットのメリット
  • テープ保護が必要ない
  • 高い出力を比較的安全に照射できる
  • ダウンタイムが短い
  • 狙ったシミに照射できる

痛みがほとんどなく、黒いかさぶたも10日ほどで消えるので、取り組みやすいレーザー治療です。

【実録】カウンセリングから照射まで

カウンセリングのイメージ画像

シミ治療をしたいとだけ伝えて予約しました。

最初にカウンセラーによるヒアリングが行われます。

どのシミが気になりますか?

目の周りと鼻です。フォトフェイシャルが気になってるんですけど

特定のシミに対処したい場合はピコスポットでシミを1個ずつ消すのがおすすめです。

……。

シミ1個ずつスポット照射するとお会計が気になります…

次は医師による診察です。

ここで施術内容と金額が確定します。

目のキワにはレーザーは向いていません。鼻のシミは肝斑と、一部はほくろなのでピコスポットは向いていません。

結局、目の下のシミ4つだけピコスポットが適用となりました。

結論:高いプランを無理に勧めてくることは無い

たくさんあるシミの中から、ピコスポットが適用のシミだけを数えていただいたので、先生には感謝です。

シミをいくつも数えられて金額が跳ね上がることはありませんでした。

シミ一つ一つを、注意深く診てくださった印象でした。

効果

before画像

当日からシミが薄くなるまでの日数や、肌の状態を追っていきます。

照射当日

施術当日

照射中は焦げたような匂いとパチンとした痛みがありました。

軟膏をもらって終了です。

施術時間は正味10分くらい。

その夜、さっそく2つのシミが濃くなっていきました。もらった軟膏を塗ってケアします。

ダウンタイム

痛みや違和感は特にありません。

黒いかさぶたになるので、明日以降また観察します。

施術翌日

施術翌日

当日から黒くなった2つのシミが濃くなりました。

さらにもう1つ、黒く濃くなって現れています。

まだかさぶたになっていません。

施術1週間後

施術1週間後

気づいたらかさぶたもどこかへ行っていました。

照射したシミは消え去ったようです。

施術1ケ月後

施術1ケ月後

照射した部分のシミはどこにあったかわからないくらいになりました。

スポット照射の威力を実感できます。

料金

ピコスポット画像

シミ1個につき2,200円(税込)で4個取ったので、合計8,800円(税込)となりました。

ピコスポットはどんなシミに効果があるの?

ピコスポットが向いているシミと、ピコスポットが向いていないシミまとめました。

ピコスポットが向いているシミ

シミの種類特徴ピコスポット
老人性色素斑紫外線と加齢が原因のシミ
ADM灰色から青みがかったアザ

老人性色素斑は、皆が思い浮かべるシミです。日光にさらされやすい部位にでき、加齢とともに増えて濃くなります。

ADMは後天性真皮メラノサイトーシスとも呼ばれる、シミに似た色素異常です。肌の深い所から発生するので、ピコスポットの高出力レーザーと相性がよいです。

ピコスポットが向いていないシミ

ピコスポットが適していないシミは、以下のとおりです。

シミの種類特徴向いている治療
肝斑左右対称でぼやけた形ピコトーニング
内服
そばかす点状で子どもの時からあるピコトーニング
Qスイッチルビーレーザー

肝斑は、30代以降ホルモンバランスが崩れると発生するシミで、少しの刺激で濃くなる性質があります。そのため高出力のレーザーは推奨されていません。マイルドな出力で顔全体に照射できるピコトーニングが向いています。

肌表面に刺激を与えたくない場合は、内服薬によるシミ治療もおすすめです。

内服薬だけなら、オンライン診療で薬を自宅で受け取る方法もあるよ

そばかすは、ツブツブの様なシミが広がっているため、シミ1個ずつ照射するピコスポットだと費用が跳ね上がります。広く照射できるピコトーニングやメラニンにエネルギーを集中できるQスイッチルビーレーザーがおすすめです。

ピコスポットで後悔しないための注意点

ピコスポットの効果を引き出し、肌トラブルを避けるために気を付けることは3つあります。

ピコスポットで避けること
  • 肝斑は避ける
  • 紫外線の強い時期を避ける
  • かさぶたが剥がれるまで摩擦を避ける

肝斑にピコスポットを照射すると、さらに濃くなるリスクがあります。

レーザーを照射した後の肌は、炎症を起こしている状態です。いつもよりバリア機能が低下しているため、紫外線や外部刺激の影響を受けやすくなっています。

ダウンタイム中の紫外線や摩擦は、色素沈着や新たなシミの原因となるリスクがあります。

ピコスポットは紫外線が強くなるまでの秋~冬に施術を受け、かさぶたが自然にはがれるまで優しく保湿しましょう。

美容外科に抵抗があるなら皮膚科がおすすめ

美容外科は、メニューがたくさんあったりカウンセリングで金額が高い施術を勧められたりするのに抵抗がある…

そんな方は、一般皮膚科でのシミ取りがおすすめです。

  • 街の皮膚科だと待ち時間が長い傾向がある
  • 仕上がりのきれいさを重視しない傾向がある

上記の理由で、私は美容クリニック一択ですが、一般皮膚科でもシミ治療ができますよ。

一般皮膚科なら、不必要な治療を勧められる可能性とは無縁です。

美人のカウンセラーに気後れしてしまうこともないでしょう。

ただし、一般皮膚科でレーザーをすると、美容クリニックよりも価格が高い傾向があります。

シミが多いなら取り放題プランがおすすめ

シミがいくつも広がっている方は、取り放題プランがあるクリニックがおすすめです。

1個ずつ課金していくと、あっという間に価格が跳ね上がってしまいます。

取り放題だと、カウンセリング時にシミを数えられる恐怖とも無縁です。

1回の施術でたくさん取れるので、時短にもなって◎

使用されるレーザーの種類を把握し、カウンセリング時に自分のシミに効果があるかを確認してから施術を決めましょう。

特に肝斑の場合は、レーザーの種類によってはさらに濃くなるリスクがあるので必ずカウンセリングで確認してください。

まとめ:大きく目立つシミにはピコスポットがおすすめ

シミが気にならなくなると、コンシーラーやファンデーションが自然と薄くなってメイクがきれいに仕上がります。

たくさんのシミが薄くなると、肌全体も明るく見えて、かつての自分に近づけます。

レーザー後は紫外線を完璧にブロックする必要があるので、今のうちにシミ治療するのがおすすめです。

シミが多くて、部位全体に点在している方は、取り放題プランなら価格も気にせずレーザー治療できます。

カウンセリング無料のクリニックも多いので、実際に診てもらって自分に合ったシミ治療を見つけましょう。

明るい肌への第一歩です。

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